IUX Markets徹底調査|出金拒否の評判は本当?安全性やスプレッド、出金の実態
「出金拒否」「安全性ゼロ」「評判が荒れている」 そんな不穏な言葉が並ぶ一方で、「スプレッドが狭い」「レバレッジ3000倍」「ボーナスが豊富」と、魅力的な広告を多く展開しているIUX。 果たしてこの業者は信頼できるのでしょうか?
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概要:HTFXは安全なのか?2025年6月から出金拒否が続出し、8月に責任転嫁、10月にサイト消失。WikiFXの180件超の被害報告を基に危険性を検証。

「スプレッドが狭い」「ボーナスが豪華」「レバレッジが高い」──。
FXトレーダーであれば、誰しも少しでも有利な条件で取引したいと考えるものです。
しかし、海外FXに慣れているトレーダーであっても、業者選びだけは最後まで不安がつきまとうのが現実です。
そして今、WikiFX内外で検索数・相談件数ともに急増しているのが、HTFX という業者です。

間違った業者選びは、資産を失うリスクすらあります。WikiFXでは、各業者のライセンス情報、規制状況、利用者の口コミ評価まで幅広く網羅し、信頼性の高いFX業者を見極めるための情報を徹底的に比較・検証しています。
あなたにぴったりの業者がきっと見つかる、HTFXに関するより詳しい情報はこちらこちらからご覧いただけます。
(※多数のドメインを併用している点は、運営実態の不透明さや偽サイト判別の難しさを示唆しています)
HTFXは公式サイト上で、以下3つのライセンスを掲示しています。
HTFX Limited
822279
New Broad Street House, 35 New Broad Street, London, EC2M 1NH, United Kingdom
HTFX (EU) Ltd (旧 CDG Global (EU) Ltd)
332/17
6 Eftychidi, 3048 Limassol, Cyprus
HTFX VU Limited
700650
Law Partners House, Kumul Highway, Port Vila, Vanuatu.

一見すると、複数の規制当局に監督されている「安全そうな業者」に見えます。
しかし、各当局の公開情報を実際に確認すると、その印象は大きく覆されます。
HTFXは、英国FCAライセンス(登録番号:822279)を強調しています。
FCAは世界でも屈指の厳格な金融規制機関であり、「FCA=安全」と思い込んでしまう投資家が多いのも事実です。
しかし、公式サイトおよび口座開設時の契約条件を確認すると、契約主体として明記されているのは「HTFX VU Limited」です。
つまり、英国法人ではなく、バヌアツ法人との契約になります。
同じブランド名を使っていても、法的な責任主体は完全に別。
この構造では、日本居住者を含む海外顧客は、FCAの投資家保護を一切受けることができません。
さらに問題なのが、キプロスCySECのライセンス状況です。
CySECの公開データベースを照会すると、HTFX(旧 CDG Global (EU) Ltd)のライセンスは、「自主放棄の審査中」と表示されています。

これは、業者側がライセンスの返上を申請している、あるいは維持できずに手放そうとしている状態を意味します。
EU市場から撤退しようとしている業者が、果たして日本やアジアの個人投資家に対して誠実なサービスを継続できるでしょうか。
答えは明白です。
また、「CDG Global (EU) Ltd」という会社を調べると、関与の疑いがあるもう1つの悪徳業者「CDG」がありました。

結果として、日本居住者が頼れるのは、バヌアツVFSCライセンスのみとなります。
しかしVFSCは、取得難易度が低く、監査・資本要件・投資家補償制度も極めて限定的です。
万が一、出金拒否や資金持ち逃げが発生した場合、個人投資家が救済される可能性はほぼありません。
HTFX最大の問題点は、明確かつ深刻な出金拒否・出金遅延です。
スプレッドや約定力に多少の不満があっても我慢できるかもしれません。
しかし、「利益どころか元本すら引き出せない業者」は、もはや金融業者として成立していません。
WikiFXに寄せられた大量の被害報告を時系列で整理すると、
HTFXがどのようにして資金繰りに行き詰まり、事実上の「夜逃げ」状態に至ったのかが、はっきりと見えてきます。
HTFXは当初、「出金は24時間以内に処理される」と公式に宣伝していました。
しかし、2025年6月頃から状況が一変します。
こうした声が、6月を境に一気に増え始めました。
それまで問題なく利用していたユーザーほど、強い違和感を覚えたといいます。
この時期、カスタマーサポートが繰り返していた説明は、ほぼ同じ内容でした。
「決済チャネル(送金代行業者)の問題により、出金が遅延しています」
「現在は復旧しており、財務担当が順次処理しています」
一見すると、もっともらしい理由です。
しかし、誰の出金も完了しない状態が何週間も続くというのは、通常のシステムトラブルでは説明がつきません。
実際、長期間HTFXを利用していたユーザーやIBからは、次のような証言が相次いでいます。
この段階で、「何かがおかしい」と気づいたトレーダーは少なくありません。
8月中旬に入ると、事態はさらに深刻化します。
そしてこの時期、HTFXが発表した公式アナウンスが、被害者の怒りと不信感を決定的なものにしました。
HTFXは、急増する出金トラブルや苦情について、「インターネット上の多くの苦情は、偽サイト(クローン業者)による被害である」と主張し始めたのです。
つまり、実際に出金できていない利用者の声を、事実上「なかったこと」にしたのです。
この時点で、多くのユーザーが「もうまともに対応する気はない」と悟りました。
そして、10月9日。
多くのユーザーが「Xデー」と呼ぶ日が訪れます。
つまり、取引どころか、自分の資金状況を把握することすら不可能になったのです。
奇妙なことに、一部のユーザーには10月初旬まで「祝日のご挨拶」、「休業スケジュールのお知らせ」といった自動配信メールが届いていました。
しかし、祝日が明けても
いわゆる「失踪状態」に突入しています。

WikiFXには、HTFXに関する被害報告が180件以上寄せられています。
被害は中国、ベトナム、ロシアなど複数国に広がっています。
出金拒否以外にも、トレーダーを絶望させる数々の悪行も報告されています。
「サーバーがダウンして取引できなくなった」という報告はよくありますが、HTFXのケースは悪質です。 ある報告では、「チャートが7時間もフリーズした」といいます。その間、決済も損切りもできません。さらに恐ろしいのは、サーバー復旧後です。
「フリーズ中に発生していたはずの利益が取り消され、逆に損失だけが残った」 「『サーバー障害だから仕方ない』で済まされ、補填は一切なし」
これでは、スプレッドが狭かろうが約定力がどうだろうが、関係ありません。運営側のさじ加減一つで、勝ちトレードを「なかったこと」にされてしまうのです。

出金を申請したユーザーに対し、「税金」「追加手数料」「大額出金手数料」などの名目で、さらなる入金を要求するケースも確認されています。
その額は残高の10%以上に及ぶこともあります。

はっきり言います。出金のために「追加入金」を求める業者は100%詐欺です。
正規のFX業者であれば、手数料は出金額から差し引けば良いだけの話です。わざわざ追加入金させるのは、「もう出金させる気はないが、最後にもうひと騙しして金を奪い取ろう」という魂胆以外にありません。
「以前はまともだったが、今年に入ってから滑りまくるようになった」という評判も目立ちます。
ストップロスを設定していても、指定したレートより遥かに不利な価格で約定させられる。これも、資金繰りが悪化した業者が顧客の損失を増やすために行う典型的な操作です。

結論として、HTFXで取引を行うことは極めて危険です。
もし現在HTFXに口座を保有している場合、可能な限り早急に出金を試みるべきでしょう。
これからFXを始めようとしている方へ。
「スプレッドが狭いから」「ボーナスがあるから」という理由だけで、聞いたこともない業者に大切なお金を預けないでください。
世界には、日本の金融庁に登録されている業者や、厳格な海外ライセンスを持ち長年の実績がある優良業者がたくさんあります。
「安全性」こそが、最強の投資戦略です。

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「出金拒否」「安全性ゼロ」「評判が荒れている」 そんな不穏な言葉が並ぶ一方で、「スプレッドが狭い」「レバレッジ3000倍」「ボーナスが豊富」と、魅力的な広告を多く展開しているIUX。 果たしてこの業者は信頼できるのでしょうか?
優良業者と悪徳業者の両方が含まれているため、選ぶ際には十分に注意してください。

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