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中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇
概要:中東情勢の緊張が続くなか、原油価格は上昇基調を強めています。火曜日、ドナルド・トランプ米大統領がホルムズ海峡を通過する貨物に対して20%の輸送手数料を課す方針を示し、さらにイラン港湾への封鎖措置を再導入すると発表したことで、世界的な原油供給への懸念が高まりました。これを受け、WTI原油先物は前日比2%上昇し、1バレル=79.80ドルまで上昇。一方、ブレント原油先物も1.8%高の84.86ドルとなり

中東情勢の緊張が続くなか、原油価格は上昇基調を強めています。
火曜日、ドナルド・トランプ米大統領がホルムズ海峡を通過する貨物に対して20%の輸送手数料を課す方針を示し、さらにイラン港湾への封鎖措置を再導入すると発表したことで、世界的な原油供給への懸念が高まりました。
これを受け、WTI原油先物は前日比2%上昇し、1バレル=79.80ドルまで上昇。一方、ブレント原油先物も1.8%高の84.86ドルとなり、前日の大幅上昇に続いて上昇幅を拡大しました。
今回の発表により、中東地域での軍事的緊張がさらに長期化するとの懸念が強まっています。米金融大手シティは、今回の措置が緊張状態の長期化リスクを高め、原油価格が高止まりする可能性があると指摘しています。
米国株先物は火曜日、米国とイラン間の緊張激化を警戒する投資家心理を背景に、小幅下落しました。市場参加者は、主要企業の決算発表や6月のインフレ指標の発表を控え、慎重な姿勢を維持しています。
ダウ先物は0.4%下落し、S&P500先物は0.3%、ナスダック100先物は0.4%それぞれ下落しました。
前日の米国株式市場では、トランプ大統領がホルムズ海峡を通じたイラン船舶への封鎖措置を再開すると発表したことを受け、株価は大きく下落しました。原油価格の急騰により、インフレ再加速への懸念が強まったことが背景です。
現在、市場の注目は6月の消費者物価指数(CPI)と、米連邦準備制度理事会(FRB)議長ケビン・ウォーシュ氏による議会証言に集まっています。
金価格は火曜日、前日の取引で約3%下落し2週間ぶりの安値を付けた後、4,000ドル台を回復しました。
米ドルの小幅な下落や押し目買いが金価格を支える要因となっています。
一方で、上昇余地は限定的です。米国とイランの対立激化に加え、追加の軍事攻撃やホルムズ海峡周辺でのタンカーへの攻撃懸念が原油価格を押し上げており、インフレ懸念が引き続き金価格の重しとなっています。
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